色をみる力

先日、人生初の「ヌードモデルデッサン会」に参加してきました!

人体を描くには、やっぱり着衣より裸体なんだろうな、とは思うものの。

実際どんな感じなんだろう。。。とドキドキしながら扉を開くと。。。

そこには20名ほどの参加者が。


そして程なくしてモデルさんが入室。

ササッと準備をし、参加者の皆さんもいそいそと場所取りを始め。


「はい、始めますねー。20分でーす。」

という号令と同時にさらっと衣服を脱ぎ捨て、静かにポーズを取るモデルさん。

と同時に「ザザザザッ!」と始まる皆さんの写生。



…至ってドライで逆にびっくり。


いや当たり前か^^;


と、「まった、20分しかないんだった!」と我に返り慌ててスケッチブックを開き始める私。

雰囲気に飲まれ、明らかにビギナー感丸出しでしたが、なんとか集中。


今回は10時から15時までの間、20分ポーズを4回(計4ポーズ)、

お昼休憩を挟んで40分ポーズを2回(1ポーズにつき20分を2セット)のスケジュールでした。

画材は自由だったので、私は木炭とソフトパステルで。

自分で課題にしている「輪郭線を取らずに描く」というのを意識して描きました。

↑木炭です。おしりのあたりが間に合わなかった;

↓ソフトパステルです。こちらは顔と胸が描ききれなかった。;

↑このソフトパステルの作品を先生に見てもらった際に

「桃みたい」と言われ。。。


桃?!。。。のつもりではないんだけどなぁと思いましたが、要するに「人間の肌の色ではない」ということなのかな、と解釈し。

2回目はもっとよーーく見て色を付けることにしました。すると、「あれ、ここ青いな。こっちはグレー。緑もあるぞ!」ということに気が付きました。

そうやって描き上げたのがこちら↓

ちょっとモデルさんと近すぎて、あおりの視点で描いたのでバランスが難しかったですが、2回めに描いた方が、人間らしいなと感じました。


今回の経験で分かったのが、私はまだまだ観念的に色を見てしまっているということ。

眼の前のモデルさんを観察せずに「肌色はこういう色のはず」という思い込みで描いたため、1枚目のソフトパステルでは「桃みたい」な色彩になってしまいました。


これは悪い癖です。意識して改善せねば。

でももっと色を感じる力がつけば、きっとずっと良い絵がかけるようになるはず。


また新たな課題と改善の取っ掛かりが見つかって、長時間の講座でクタクタでしたが心は軽くなっていました。また機会があったら参加しよう^^♪


e's Artworks

手描き看板製作の イーズアートワークス

0コメント

  • 1000 / 1000